1.新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。皆様にはご家族お揃いで新しい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策も4年目に入りますが、昨年の春から政府において、高齢者への5回目のワクチン接種やゴールデンウィーク・お盆の行動制限の解除、9月下旬から医療従事者への業務軽減を図るためコロナ感染者の全数把握を取り止めたことなど、社会経済活動に重点を置いています。
また、第8波の感染者も日によっては増えてきていますが、飲み薬もできており、令和2年の新春のことを思えば、いよいよウイズコロナへとコロナ前のような日常生活へと戻ってきているように感じます。
昨年、カタールでサッカーのワードカップが開催され、熱狂的な国民の応援もあって、日本代表選手の活躍が世界の人々に感動と勇気を与え、会場での日本人の立ち居振る舞いが世界のお手本となっている現状をみると非常に誇らしい気持ちになったことが記憶に新しく思います。
しかし、世界情勢は、ロシアとウクライナ情勢や米中・台湾問題・北朝鮮のミサイル問題などアジアでも緊張が続き、国内に目を向けると物価の高騰や電力需給のひっ迫など、まだまだ厳しい兎年となるような感じですが、それでもサッカー日本代表選手団の活躍をみると選手一丸となって目標に向かうと大きな壁も乗り越えられることを教えていただきましたので、ビルメンテナンス業界の会員の皆様と一丸となってこの難局を乗り越えていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
2.コロナ禍の事業展開について
令和4年度の協会事業は、各委員会の皆さんのご支援・ご協力を得て全て実施することができました。本当に感謝申し上げます。
今年も感染対策を十分にとって、企業活動や協会活動もビルメン業界の発展のために積極、果敢に取り組んでいかなければならないと考えています。
協会事業で特に重点的に取組む事業を紹介しておきます。
まず、都市環境の日の事業は20年前から毎年10月4日に実施しておりますが、この活動について、齋藤知事からアドバイスをいただき、来年度からSDGsへの取組みとして位置付け、引き続き活動を行っていきたいと考えています。
さらに、重点課題でございますが、雇用人口が減少していく中、障害者雇用・高齢者雇用・外国人の雇用対策についてもSDGsへの取組みとして位置付け、事業活動を行っていきたいと考えていますので、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
3.齋藤兵庫県知事への感謝
昨年の兵庫県建築物環境衛生連絡協議会・40周年記念式典・祝賀会では、齋藤知事から団体表彰と個人表彰をいただきました。本当にありがとうございます。
一昨年の知事選挙において若い齋藤知事が当選され、今日までの活躍が新聞紙上で良く拝見いたします。ご公務も多忙を極めているにも関わらず、我々の協会行事にも毎回、駆けつけていただいていることに感謝申し上げます。
4.会員皆様・諸先輩方への感謝
この3年間、コロナで振り回されましたが、幸いにも我々の会員の中で倒産や経営危機に陥っている会社は私の耳に入っておりません。皆さん良く頑張られていると思います。改めて今、取引されている顧客に感謝し、より大事にしていく事を忘れず、益々発展していくよう、皆さんこの1年頑張りましょう。
我々の業界も、社会経済活動を支える最も重要な社会基盤となっていることは、諸先輩方や関係の産業界、或いは官公庁等の多大なご支援によるものと感謝をしています。
今後も我々の業界が発展していくためには、会員企業の従業員の資質や技術の向上に努め、エッセンシャルワーカーとしての役割を果たし、社会基盤の原動力として、当協会は、益々重要な役割を果たさなければなりませんので、齋藤知事をはじめ官公庁の皆様と会員の皆様の更なるご支援・ご協力をよろしくお願いします。
最後になりますが、会員企業の皆様の益々のご繁栄とご健勝、ご多幸、ご活躍を祈念申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。
令和5年1月吉日